2011年01月08日

日野裕太郎『夏がいき、風ばかり熱い』

日野裕太郎さんの『夏がいき、風ばかり熱い』読了。
人間に奉仕――臓器提供するためだけに生まれたクローンとそのクローンを愛した男の絶望とクローンから臓器提供される女の子の葛藤。
男の絶望とやるせなさが分かりそうになるだけに、最後の男の行動が衝撃的でもあり納得できるものでもあり。
ラストの「声」が切なく胸を打つ。
posted by 桜井夕也 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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