2011年12月11日

異種交流即売会イベントSein(ザイン)

12月23日(金・祝)。

クリスマス・イヴイヴ。

大阪なんば 味園ビル夕顔楼で絵画・イラスト、アクセサリー、小説といった様々なジャンルの即売会「Sein(ザイン)」が行われます。

http://seinsdeutung.cocolog-nifty.com/blog/

Sein公式ブログでは出展者の紹介も読むことができ、かなり個性的でフェティッシュな作品が集うようで。

好きな人はとことん好きなんじゃないかと。

クリスマス・イヴイヴですが、お洒落なバーでアルコールを片手に出展者やお客さんと交流をしてみるのも趣のあるイヴイヴだと思います(笑)

関西近郊の方はぜひ。

そしてお知り合いの方にこういうイベントがあるよー、と伝えてみてください。

関西の同人活動シーンが盛り上がることを切に願っています。
posted by 桜井夕也 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

柳川麻衣『L is for Lipstick』感想

Lipstickは媚薬

Rougeは麻薬

耽溺する様に

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少年の夢に耽溺する少女が二人。

少女しかいない密閉された空間で

儚げに少年の役を演じる朧な生活。

他作品よりずっと詩的に編まれた、甘い理想郷(ユートピア)。

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詩や小説や漫画から影響される、あるいはその逆に「だからこそ」そうした作品群が好きなのか、

多感な、そして純粋な少女達。

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願った「永遠」は余りにも手には届かな過ぎて

知らずに望んだその言葉は

だけどその刹那には確かにあって

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甘いRomancia

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現実が雪崩れ込む「悪夢」はやがて

少女の痛みと引き換えに「覚醒」を

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柳川麻衣さんからいただいた『L is for Lipstick』。

「Lotus」シリーズの時系列で言うと2番目の作品。

お代をお渡しするのを忘れてすみませんすみません。。(´□`。)

次回の文フリでお渡ししますすみませんすみません。。(/ _ ; )

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ほんと、何て言うのかな、資料や参考文献を渉猟して、

その確かな基盤の上で細やかで繊細な物語が作られているんだなー、と感動。

『Lotus』も『Lily』も同じく。

この一年ほど、文学フリマに参加してお話を読むことの楽しさに改めて気付かされます。

文学は楽しい♪( ´▽`)

柳川さん、ありがとうございました☆★

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著者:柳川麻衣

作品:『L is for Lipstick』

サークル名:痛覚

ウェブサイト:http://words-in-pain.hacca.jp/pain/
posted by 桜井夕也 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

くまっこさん『モフモフのひつじの毛よりおさとうの国のお姫さまへ』『クマとカレーとお姫さま』感想

子供の頃夢中になって本を読んでいたあの頃を覚えているかい?

無我夢中。ページをめくる時間さえ惜しかったあの頃。

絵本、ミステリ、ファンタジー、SF。

笑えるお話から悲しいお話まで。

物語に釘付けだったあの頃。

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くまっこさんの作品は物語の詰まった宝石箱だ。

ふんわり、ぽかぽか、ほっこり。

物悲しいものも透徹なものもある。

でも、ほんわか、ほかほか、ふかふか。

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『モフモフのひつじの毛よりおさとうの国のお姫さまへ』は詩篇や短いお話の合間に王子とお姫さまの文通が差し挟まれている。

事態は急展開を見せ、そして『ひつじの国の王子さまと、おさとうの国のお姫さま』へ。

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『クマとカレーとお姫さま』はハイテンションながらもどこか可愛らしい『やみいろラジヲ』から幕を開ける。

そして怒涛の三篇。

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淡い、パステルなクレヨンで描いた宝石箱。

子供の頃に失くした何かで、大切な、失くしちゃいけないものだった。

大人になるにつれて失っていったけど、失いたくないものだった。

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一つ異色な作品がある。

それは現代の日本を舞台にした作品だからだろうか。

『クマとカレーとお姫さま』所収の『記憶のみち』。

ラストのシーン。

不意に涙が零れそうになった。

記憶と共に取り戻したものはとてもとても大切なもの。

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遠い昔、無我夢中で本に齧りついていた頃が君にもあったはずだ。

絵本のようなファンタスマゴリア。

それがここにはある。

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本を読むことの楽しさを、改めて教えてくれたくまっこさんに。

感謝します。

ありがとうございました。

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PS

『ねこのほん』買うの忘れたー! 次回は絶対買う!

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著者:くまっこ
作品:『モフモフのひつじの毛よりおさとうの国のお姫さまへ』『クマとカレーとお姫さま』
サークル名:象印社
ウェブサイト:http://kumazasa.blog98.fc2.com/
posted by 桜井夕也 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

日野裕太郎『スコシの領分』感想

日野裕太郎『スコシの領分』読了

『スコシの領分』『闇憑きのハコベ』『探求中毒』の三編から成り、既刊『水に咲く花』と繋がりを持っている。

『スコシの領分』。
奇病を鎮めるため冥府の女王に謁見する――生贄となる少女の旅。
祖母も、父も、母も、何かが「欠け」、何かが「足りない」と揶揄される。
そうした血族にあって、スコシは自身にも「欠落感」を抱く。
どれだけの揶揄が、誹謗が、中傷が、この一族に注がれたか。
そしてスコシに生贄となることを決心させることになったものは、あまりにも切なく。

完璧な人間などいない。
皆何かしら「欠けて」いる。

「他人に全部おっかぶせて、みんなのためだなんだって……そんなことをぬけぬけといえるあんたらの方が、あたしにしたらよっぽど欠けてる」

母のこの言葉が、胸に突き刺さる。
この声が、聞こえるか。

完璧な人間などいない。
――そんなことは誰だって知っているのだろう。
だが、ほんの少しのことで人は人を嘲り、罵り、侮り、「欠落」していると烙印を押す。
だけど、そんな世界は、悲しいだけだ。

スコシはそんな世界を、優しく、ただ優しく眺め――戦慄し、涙を押し殺しているが――、最後まで村人と幼馴染のことを気にかける。

その優しさが、ただただ、愛おしく、切ない。

『闇憑きのハコベ』は冒頭の文章が『水に咲く花』の記憶を一気に――怒涛のように思い出させ、どこか懐かしく思い起こされた。
人を殺すということ、人を愛するということ、人に愛されるということ。
闇憑きのハコベをどうにかしようと足掻く「才のない」祈祷師のじりじりする様。
そして死してなお師匠の、弟子を想う気持ち。
愛情が、胸を突いた。
男同士の友情(というか、師匠と弟子だから師弟愛?)、いいもんだなぁ。

『探求中毒』
これは『水に咲く花』『闇憑きのハコベ』から大分時間が経っているが、祈祷師の犯した罪の、その最後の顛末が描かれている。

とても面白かった!

サークル名:下町飲酒会 駄文支部
ウェブサイト:http://kemo.boo.jp/
posted by 桜井夕也 at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

KOU『秋爽』感想

KOU『秋爽』読了。

切ない、人は決して分かり合えないという無常観をテーマとした作品。

「愛をいかに確認するのか、あるいは確認できるのか」
が日本海の田舎を舞台にして、とある男女を通して描かれている。

悲恋に海は似合いますね。

読後ちょっと泣きそうになりました。

こうきゅん、ありがとうございました!

サークル名:AZUReLY BLUE SIDe
ウェブサイト:http://azurelyblue.yu-nagi.com/
posted by 桜井夕也 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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